野菜嫌いな子供が食べられる「きっかけ」になるものづくりを目指して。
私が住んでいる、飛騨高山は、観光地として有名でありますが、農業の大産地でもあります。
3000m級の山々に囲まれたこの地は、澄んだ空気と、澄み切った清流を生み、厳しい環境ながらも、豊かな農産物を作るのに適した土地です。
私は高山育ちですが、家は専業農家ではありませんでした。
そのうえ、「アレルギー性鼻炎」「アトピー性皮膚炎」を持病としてもち、幼いころは、土を触るだけで手が荒れるほど、弱い人間でありました。
そんな私ですが、小さなころハマっていた「牧場物語」というゲームが、農業に対して憧れを抱くきっかけをくれました。
また、原体験でも、幼いころから田舎暮らしの中で、農業に触れる機会が多く、「たべるものをつくる」ということに、とても感動することが多かったのです。
弱い肌とは裏腹に、やり込めばやり込むほど、ワクワクする世界が広がっていました。
それが農業だったのです。
そんな「農業の楽しさ」を私に教えてくれた、師匠がいます。
その師匠は、「農業は人類の根幹で、たくさんの可能性を秘めている。その可能性を広げるのは自分だよ。」と言われた言葉を胸に、農業をしています。
たくさんの「ワクワク」と「ドキドキ」を農業中心に育って欲しい。たくさんの夢の種が芽吹くように、育つように。
植物から新しく、力強く生える葉を「新葉」といいます。
私の畑の屋号は、そんな想いから名付けました。
農業は可能性の塊だと思っています。新葉ファームを見守り、応援して頂けると嬉しいです。